お見合いでの悩み事として多いのが当日の会話ではないでしょうか。
当社の会員様からも「お見合いで弾む会話の方法を教えてください!」や「お見合いで会話が続かなくて、どうしたら会話を続けられますか?」とご質問頂くことがあります。
男性の場合は特に会話が途切れないように試行錯誤し努力している人も多いと思います。
今回は当社会員様とのお見合いレッスンの現場からの生の声をお届けしつつ、お見合いで会話が続き、弾む会話の方法についてご紹介していきたいと思います。
※ 今回の記事は会員様に許可を得て記事にしています。会員様の活動状況を許可なく記事にすることはございません。
また、お見合いでの話題にも触れていきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
テクニカルな内容も多いですが、自分のものにしてお見合いから交際へ繋げていきましょう。
お見合いの会話のポイントは4つ
いきなりですがお見合いの会話のポイントは4つで、これが出来る出来ないで会話の印象はグッと変わります。
- 会話の割合は4:6(自分:相手)を意識する
- オープン質問を心がける
- 深掘り質問をする
- 会話の流れは○○の繰り返し
この4つを守って会話すれば会話が続かないという自体は起こらず、むしろお互いが会話しやすい状況となり、結果会話が弾むという展開になります。
パッとみた感じだと難しいと思いますので、ここから詳しく解説していきます。
お見合いの会話の割合は、4:6(自分:相手)を意識!
会話が途切れないようにと意識しすぎてしまうとお見合いの会話は失敗してしまいます。
まさに入会してすぐの会員様から「会話が弾んだのにお見合いがうまくいかなかった」という相談をいただきました。
うまくいったと思ったんですが。
うまくいったと思ったのに、お見合い結果は惨敗だったというケースが実際あります。
なぜダメだったか本人もわかっていない様子。
原因はなんだったのか。そもそも会話が弾んでいるのに・・・。
実際にどこで躓いているのかを探るため、お見合いロープレを実施し女性アドバイザーと会話してもらいました。
会員様の感想は、
確かに時間いっぱいまで話をして無言になることはなかったのですが・・・。
どこがいけないのか、女性視点で解説していきましょう。
こちらからの質問に対して色々とお話しをしてくれるものの、一方的に喋っているため話を挟めず一方通行感が・・・。
また、他にも聞きたいことや話たい内容があるのに、話せないまま時間になって消化不良で終わってしまいました。
自分の事ばかり話すので、私のことに興味がないのかな?と思ってしまいます。
印象としては、この人と一緒にいても私の話は聞いてもらえそうにないなぁ、という感想です。
私も隣で会話を聞いていましたが、女性の話が2割に対し、男性会員様の話が8割でした。
途切れず話を続けるということが大切のではなく、しっかりと相手と言葉のキャッチボールをするということが大切になります。
イメージは4割話して6割聞くのが良いでしょう。
では、4割何を話せば良いのかですが、それはこれから説明していきます。
オープン質問を心がける(会話例あり)
皆さんは「オープン質問」と「クローズ質問」ってご存知でしょうか?
簡単に説明するとこんな感じです。
- オープン質問:「Yes」「No」で答えられない質問
- クローズ質問:「Yes」「No」で答えられる質問
例えば、「クローズ質問」で会話をした場合、
以上、となり会話終了です。
「クローズ質問」は先が無い会話になるため、やめた方が良いでしょう。
また、会話に先が無いため、質問責めになりがちなのが「クローズ質問」です。
じゃあどうすれば良いのか・・・「オープン質問」を使えば会話になります。
一言では答えられない質問をする事で、会話のキャッチボールをするキッカケが作れます。
この後どう会話を続けるのかというと・・・「深掘り質問」をしましょう。
深掘り質問をする(会話例あり)
「クローズ質問」でも「オープン質問」でも質問責めをしてしまう流れは、
- 「質問」する
- 「回答」をもらい満足する
- また何か話題を振らないと(焦る)
- 別の「質問」をする
この1〜4の繰り返しになっており1問1答形式で一方通行な会話をしている場合が多いのです。
下の場合を見てみましょう。
せっかくのオープン質問が台無しです。
オープン質問でキャッチボールのキッカケが作れたら、次は深掘り質問です。
オープン質問から深掘り質問の流れで、会話を弾ませることができます。
相手も自分の得意フィールドでの話となるため、気持ちがノリやすく口数も多くなます。
こうすることで相手の緊張もほぐす事ができより会話しやすくなる環境ができるというのもポイントでしょう。
会話の流れは○○の繰り返し!
会話の流れは「オープン質問」→「深掘り質問」→「感想」→「オープン質問」の繰り返しです。
まずは「オープン質問」→「深掘り質問」で会話の流れを作りましょう。
「深掘り質問」に対するお相手の話の後は、自分の感想や思った事を話すと会話が弾むきっかけになります。
ただし、間違っても否定的な感想や持論を語るのはやめましょう。
相手の立場にっ立ってみてください、否定されたり、話した内容のウンチクや持論を聞いて楽しい人はいません。
肯定的な感想をお話ししましょう。
この流れで話を進めることによって、相手からも話を振ってもらえたり、「この人話しやすい人だな」と好感を持ってもらえる第一歩となります。
また、自然と相手からも話題を振ってもらえ、気付かぬうちに心地よい楽しい会話が成立し、お見合い成功となるのです。
この方法を使った会話でお見合いは成功するか
では、お見合いレッスンでこの方法を直接レクチャーした男性会員様はどうなったのか。
結果・・・。
お見合い回数 | 7回 |
仮交際 | 4人 |
お断りされた | 1人 |
お断りした | 2人 |
会員様の頑張りもあり順調な成果につながりました。
「もともとすごいコミュ力あるんでしょ?」という声が聞こえてきそうですが、別相談所でのお見合いは惨敗だった会員様です。
やり方を変えるだけでここまで成果につながるといういい事例でしょう。
お見合いでの話題は?
お見合いでの話題
基本的にお見合いは相手のプロフィールを確認しているという前提です。
そのためプロフィールに書いてあることは全て話題にするつもりで臨みましょう。
- 趣味について
- 出身地に関するトピックス
- お仕事について
- 結婚観について
- ご家族について
- 休日の過ごし方について
プロフィールを見ればわかることを聞くというのは失礼になるので、プロフィールに書かれてあることは最低限暗記していくのが良いでしょう。
また、可能であれば相手の趣味、仕事、出身地の有名な場所・もの、などについて事前に知識をつけて行きましょう。
当日の会話の幅も広がり、より会話が弾み、相手からも好感度も上がります。
NGな話題
お見合い(初対面)では話さない方がいい話題というものも存在します。
- 他のお見合いの話
- お相手や自分の相談所の話
- 婚活の状況について
- 婚歴について
- 外見について
- 個人情報について
- 恋愛経験について
- お金の話
- ネガティブな内容の話
お見合いのマナーでもあるため上記の項目は話題に出すのはやめましょう。
特に最初の3つの項目の今の婚活状況については、質問された側は「あ、自分には興味がないんだ」という印象を与えてしまうため、変な探りはおこなわないというのが無難でしょう。
また、たまにネガティブな話をして笑いを取ろうという人がいますが、自虐ネタは高度すぎるので使わない方がいいでしょう。
まとめ
大前提はお相手のことをもっと知りたいから(逆にお相手はあなたのことが知りたいから)色々と質問し、会話というキャッチボールをおこなうのです。
お互いのことをもっとよく知るために、より良い関係が築けるように、会話というキャッチボールをするということ忘れないようにしましょう。
それを置き去りに、テクニックに頼ろうとすると失敗してしまいます。
今回のことを頭に入れ是非会話を楽しんでお見合いをしてみてください。
楽しく「会話」ができたと思ったらその時点でお見合いは成功でしょう。