婚活していてよくあるトラブルが年収に嘘があるというものです。
せっかくマッチングして付き合い始めたのに、嘘が原因で別れるというカップルもいます。
今回は婚活で起こったリアルな声をお届けしつつ、リスクの少ない婚活をご紹介します。
年収が嘘!?婚活パーティーの現場
婚活パーティーや婚活サイトなどで出くわす、よくあるトラブルが嘘の年収記載です。
身分証明書の提出だけで利用できる婚活ツールは敷居も低く、リスクはつきものとなります。
年収の嘘が原因で別れを選択した婚活女性
婚活して、お見合いパーティーで昨年11月はじめに出会った彼(結婚を前提にお付き合い中)の嘘が昨日判明しました。–中略–・学歴=本当は高卒なのに、大卒だと嘘をつかれていた。おまけにMBAもあると自慢していたことも嘘・職歴=高卒でホテルで働いていて、その後は契約や派遣社員で職を点々としていたのに、外資の証券で長年働いたと嘘。外資の証券でも働いていたそうですが、実際は数ヶ月の契約。現在は銀行でSEとして働いていますが、それも委託契約。私には正社員だと言っていました。・年収=600万と聞いていたが、実際は月収30万円×12カ月=360万円、・貯金=外資の証券時代から5000万円貯めたと聞いていたが、実際は270万円だそうです。以下省略婚活 相手の嘘について|教えて!goo
彼は婚活女性との今後を真剣に考え、自らこの女性に本当のことを伝えたそうです。
しかし、この女性が出した答えは「彼と別れもっとステキな人を探す」でした。
いくら彼が真剣に考えていたといっても許してもらえるものではありません。
最初に嘘があれば、相手を信じることも難しくなり、まして結婚を考えるとなるとマイナスにしか働かないことを男性は考えるべきでした。
結婚するならやはり誠実さというのは最低限あるべきだと思います。
アラサー婚活女子さんの場合
アラサーの婚活女子です。アプリやパーティーで活動しています。—中略—職種は人事総務です。なので男性の職種と業務内容と歳さえわかればだいたいの収入は推測できるのですが明らかに「高い」男性が数多くいます。私はあくまで参考程度にしか見ていませんが他の無知な女子は信じてしまうんだろうなって思っています。男性ってなんでそんなところに見栄を張るのでしょうか?理解に苦しみます…アラサーの婚活女子です。|教えて!goo
私が行っている婚活カウンセリングでもこのようなお話を聞くことがあります。
婚活サイトで出会った男性と上手くいっていた女性でしたが、 徐々におかしいと思い、問いつめたところ職業・年収が全然違ったという話でした。
真面目に婚活を頑張っている男性が大半だと思います。
ただ、ごく一部こういった方もいるという悲しい事実も起こっているのです。
「見破り方」は存在しない?
「婚活 年収 嘘」でGoogle検索してみると、いろんなサイトで見破り方を紹介しています。
- 服装・持ち物について質問する
- 勤務先・職種・役職を聞く
- 家の立地・間取りを聞く
- 税金(所得税)などを聞く
- 年収の手取りを聞く
この辺りがよく出ている項目だと思います。
しかし、どれも婚活のシーンでは実用的な方法ではありません。
服装・持ち物について質問する
服装や持ち物について質問し、その答え方で判断するというものです。
高価なものであれば自慢する → 年収が嘘か本当か判断できる
安物だと言えば → 疑え
これは正直判断が難しく、年収が嘘かどうか判断できません。
見栄張りの男性は年収に関わらずブランドや高価なものを持ったりします。
逆に年収が高い人でも服装に興味がなければお金はかけません。
男性は女性に比べてファッションに疎く、こだわりがある人はお金持ちというより趣味の可能性もあります。
勤務先・職種・役職を聞く
「年収が高い = 大手」なら調べれば年収は大体わかるというものです。
私は大手IT企業・大手人材企業・ベンチャー企業と経験がありますが、世の中に出ている年収の情報はだいぶブレがある気がします。
超有名企業なら別かもしれませんが、なかなかドンピシャで年収を予測するのは難しい方法です。
都内での肌感ですが、マイナーで知らない企業でも実は年収が高い企業はいっぱいあります。
家の立地・間取りを聞く
大体の立地や間取りで家賃相場がわかり、年収を想像するというものです。
大体の年収のイメージにはなると思いますが、なかなか年収に嘘があるか見破るのは難しいでしょう。
年収の手取り・税金(所得税)を聞く
ストレートに「年収の手取りっていくらですか?」や「所得税結構払ってますよね?」と聞く方法です。
正直、聞きづらい内容だと思います。
初対面や関係が浅いタイミングだと、男性は引いてしまうというのが普通でしょう。
いくら婚活とはいえ、相手に与える印象があまり良くないこの方法です。
見破り方のまとめ
年収数百万円も盛っている嘘なら見破ることはできるかもしれません。
しかし、プラス年収100万円前後の嘘は多分見抜けません。
どれも嘘を見抜くというより、大体の年収がイメージできるかなというレベルのものです。
また、「 年収の嘘が原因で別れを選択した婚活女性」の彼ように、他の嘘で自分を塗り固めている可能性もあります。
用意周到なタイプだとすると嘘も巧妙になり、見抜けないのが普通でしょう。
ダマされない婚活は3つ
知人の紹介
これが最も安心・安全な婚活方法です。
知人からの紹介は嫌だなという方もいると思いますが、まずは信頼できる友人の紹介が一番おすすめです。
社員証・名刺必須の婚活パーティー
紹介や結婚相談所に比べると信頼性は低くなりますが、社員証・名刺の提出を必須にしているものを選びましょう。
年収の嘘を付きづらくなる抑止効果はあるはずです。
結婚相談所を利用する
結婚相談所の場合「年収証明書」の提出が必須となります。
また、「身分証明書」「独身証明書」「卒業証明書」の提出も必要なため、この辺りの情報は嘘がつけない仕組みとなっています。
登録会員も真剣に婚活をしている人が多く、サポートも充実しているため結婚への近道は結婚相談所をおすすめします。
結婚相談所については、「【2019年最新版】大手結婚相談所8社を徹底比較!比較表有り」「おすすめ結婚相談所に騙されるな!失敗しない相談所選び【付録有り】」でまとめています。
結婚相談所についてもっと知りたい方はそちらをお読みください。
自分にあった婚活が知りたいという方は、「婚活の方法を年齢別でおすすめ!自分にベストな婚活方法とは」をお読みください。
まとめ
今回は「婚活においての年収の嘘」をテーマにまとめてみました。
マイナス面をお話したので、婚活って怖いなと感じた人もいるかもしれません。
しかし、どの婚活ツールでも真面目に婚活をしている人も多くいます。
お伝えしたかった内容は、リスクを知った上で婚活しましょうという事です。
知ってるのと・知らないのでは、実際に遭遇した時の対応に差が出ると思います。
少しでも婚活が成功するように、この記事をご参考にしていただければと思います。